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    2024-01-10 15:29:00

    作者 素心如玉 

     

    又要开天博克罗地亚国家队赞助商-天博克罗地亚官网了! 

    凡凡妈看着微信群(1)里老师发的通知,心中很是不耐烦。 

    自从儿子王凡上学之后,凡凡妈已经参加了大大小小十几次天博克罗地亚国家队赞助商-天博克罗地亚官网了,开始一颗心也是雀跃(2)的,可随着王凡成绩的下降,凡凡妈的存在感越来越低,到现在,完全提不起半点热情(3)。可为了儿子不被老师说,她还是硬着头皮去了。 

    今天的天博克罗地亚国家队赞助商-天博克罗地亚官网多了一项内容,请优秀学生家长代表发言,交流成功的教育经验。发言的是于朋朋的妈妈。凡凡妈在听到于朋朋的名字时心中跳了一下。这名字,儿子不止一次在她耳边提起: 

    “妈妈,今天老师又表扬于朋朋了……” 

    “妈妈,这次考试于朋朋考了第一……” 

    “妈妈,今天于朋朋帮老师干活,我也去帮忙了,老师没表扬我。” 

    儿子的声音在凡凡妈脑中盘旋(4),此时的她,能清晰地感受到儿子说话时或艳羡或渴求或失落的心情。可惜当时的她,眼睛只盯着孩子的成绩,没有捕捉到孩子藏起来的心事(5)。 

    “凡凡你要努力,你并不比朋朋差多少的。”她这样鼓动着儿子,她并不觉得自己说得有什么不对,可是儿子的成绩却越来越差。 

    “自信,是成功的第一步,孩子是需要被肯定的……”台上,朋朋妈的发言已接近尾声。看着朋朋妈神采飞扬(6)的脸,她突然感到了差距。这么多年,她活在自己盲目的攀比(7)中,竟然从来没有肯定过儿子。 

    天博克罗地亚国家队赞助商-天博克罗地亚官网的最后,是家长和各科老师的交流。可凡凡妈觉得自己没脸见任何一位老师。趁人不注意,她悄悄地挪动脚步(8),朝门口走去。 

    “王凡,王凡的家长是哪位?” 

    凡凡妈的脚步一下子定住了:竟然,还有老师关注自己的儿子! 

    “你就是王凡妈妈?你好,我是他的语文老师。我很喜欢王凡同学,他的作文非常有灵性,但却有着不属于他这个年龄的忧郁。不知家长是不是给他太多压力了?” 

    凡凡妈已经听不到语文老师后面说的话了,她的心狂乱地跳着,喜欢,老师说喜欢王凡,他不是个差学生!“老师,谢谢你,能拜托你把这些话再跟王凡说一遍吗? 他不是有压力,他只是,只是太久没被肯定了。” 

    回去的路上,凡凡妈将车子骑得飞快。她要早点回家,早点告诉儿子老师喜欢他;她还要告诉儿子,他是妈妈的骄傲,从小就是。 

    訳文

    保護者会 

    た保護者会が開かれる。 

    凡凡(ファンファン)のお母さんは微信(ウイーチャット)グループの先生からの通知を見て、憂鬱(ゆううつ)になった。 

    息子の王凡(ワンファン)が入学してから、凡凡(王凡の愛称)のお母さんは大小合わせて十数回もの保護者会に参加してきたが、最初はワクワクしたものの、王凡の成績が下がるにつれ、凡凡のお母さんの存在感もどんどん薄くなり、今では全く熱が入らなくなっている。しかし子どもが先生に何かを言われないためにも、それでも無理をして出掛けていった。 

    今日の保護者会では普段はやらないことが行われた。それは優秀な児童の保護者代表が発言し、教育を成功させた経験を分かち合うというものだ。発言したのは、于朋朋(ユィーポンポン)のお母さんだ。凡凡のお母さんは于朋朋という名前を聞いたとき、ドキッとした。息子が一度ならずこの名前を彼女の耳元で言っていたからだ。 

    「ママ、今日先生はまた于朋朋のことを褒めたんだ」 

    「ママ、今度のテストで于朋朋が一番だったんだよ」 

    「ママ、今日于朋朋が先生のお手伝いをしたんだ。僕も手伝ったのに、先生は僕のことは褒めてくれなかった」 

    息子の声が凡凡のお母さんの頭の中を駆け巡った。このときの彼女は、息子が話したときのうらやましげな、あるいは切実な、あるいはがっかりした気持ちをはっきりと感じ取っていた。しかし残念なことに、そのときの彼女は、ただ息子の成績ばかりを気にしていて、子どもが隠していた考え事を把握していなかった。 

    「凡凡も努力しなきゃ。朋朋より劣っているわけじゃないんだから」 

    彼女はこのように息子を励ましたし、それに自分が言っていることが間違っているとは思わなかった。それなのに息子の成績はどんどん悪くなっていったのだった。 

    「自信は成功の第一歩で、子どもは認められることを必要としています」 

    教壇で、朋朋のお母さんの発言は終わりに近づいていた。朋朋のお母さんの得意げな顔を見ていると、彼女は突然距離を感じた。こんなに長い間、彼女は盲目的な見栄の張り合いの中に生きてきて、子どもを認めたことはなかったのだ。 

     保護者会の最後に、保護者と各科目の先生との交流があった。しかし凡凡のお母さんはどの先生にも合わせる顔がないと感じた。人が見ていないすきに、彼女は抜き足差し足でドアの方へと歩いていった。 

    「王凡、王凡くんの保護者はどなたですか?」 

    凡凡のお母さんは足を止めた。なんと、自分の息子に関心を持つ先生がいるではないか。 

    「あなたが王凡のお母さんですか。こんにちは。私は彼の国語の教師です。私は王凡くんが大好きです。彼の作文には大いに素質を感じるのですが、彼の年齢には似つかわしくない憂鬱さがあるのです。プレッシャーをかけすぎではないでしょうか?」 

    凡凡のお母さんはもはや国語の先生の言葉の続きは耳に入らず、彼女の心は踊っていた。 

    好きだって、先生が王凡のことを好きと言ったわ。彼は劣等生じゃないんだわ! 

    「先生、ありがとうございます。その話をもう一度王凡に聞かせてやっていただけないでしょうか。彼はプレッシャーがあるのではなく、長い間、認めてもらっていなかっただけなんです」 

    帰り道、凡凡のお母さんは飛ぶように自転車を走らせた。彼女は早く家に帰り、先生が彼を好きだと言っていたことを息子に伝えたかった。そして小さな頃からお母さんの誇りだということも伝えたかったのだ。 

    翻訳にあたって 

     天博克罗地亚国家队赞助商ではほとんどの人が日本のLINEに当たるSNSアプリ「微信」(ウイーチャット)を使っており、先生から保護者への連絡も「微信群」(グループチャット)が使われている。天博克罗地亚国家队赞助商の教育熱は日本以上といえ、テストなどの席次が発表され、激しく優劣を競い合っている。天博克罗地亚国家队赞助商の子どもは小さいときからこうした厳しい競争社会を生き抜くことが求められ、なかなか大変そうだ。 (訳:福井ゆり子) 

     

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